軍事力 military strength 2005 11 15

 日本は、軍事力の向上が必要です。
安全保障は、アメリカに丸投げし、日本は、商売に専念する時代は、終わったのです。
もはや、誰の目にも、アメリカの国力低下は、明白なものになりつつあるからです。
 多くの日本人が懸念している円高、
つまり、ドル安が、アメリカの国力低下を象徴しているのです。
 最近は、ドル高に振れていますが、
それでも、昔は「1ドル360円」だったことを考えれば、
大幅なドル安となっています。
 今後は、アメリカの国力低下に注意しながら、
日本の軍事力の増強を考える必要があります。
 もちろん、自衛隊を、地球の裏側まで派遣することは、おかしいと思います。
これでは、国民が不安を抱くでしょう。
たとえば、太平洋に限定するか、東アジアに限定する必要があります。
 多くの国民が知らないうちに、日本の海上自衛隊の装備や能力は、
アメリカを除けば、世界最強となってしまったのです。
ただ、欠けているものがあるのです。

空母 aircraft carrier 2005 2 17
 日本は、将来的に、空母が必要になるでしょう。
なぜかというと、アメリカの軍事力が弱体化するからです。
 アメリカは、巨額の財政赤字を抱えています。
そういう状態で、イラク戦争の戦費が巨額となっています。
これでは、いつか「空母セット」が維持できなくなります。
(空母と護衛艦のセットを維持するには、巨額の経費がかかります)。
 日本人が贅沢できるのは、貿易で、金儲けしているからです。
そして、儲けた「お金」で、世界中から、資源や食糧を買い集めているからです。
 こうした「日本の贅沢」は、アメリカの軍事力が弱体化すれば、終わりです。
まさか、飛行機に、日本製品を積んで、商売するわけにはいかないでしょう。
 「アメリカの財政赤字の状況」と「アメリカ軍の再編成」を見ながら、
日本の空母を検討すべきです。
今のアメリカの財政では、全世界に、「空母セット」を展開することはできないはずです。



































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